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事故事例のご報告です。
去年引き渡した、大田区Ｓ様邸の新築住宅です。
お施主様より『屋根裏に雨漏り？ではないか』と一報が入りました。

雨漏りするような複雑な屋根ではないので屋根裏に入り点検したところ、
内部結露による水漏れが発見されました。
理由として考えられるのは
１．通気層を確保できなかったこと。
（これには屋根形状からして軒の出幅が全くないため、通気層を確保することは困難でした）
２．高断熱性を確保できる素材『断熱材』の為逆に温度差を生じこのような状態が起こったかと思われます。

びっしょり濡れているのと、カビも発生している為、全て撤去しました。	屋根裏の床にシミの跡があります。
剥がしたコンパネ面	断熱材表面に茶色いシミが見えます。
内部より穴を開け、換気口の位置を決めます。	換気扇はまるでジェットエンジンのようにも見えます。
天井の断熱材を施工しています。	断熱材の施工完成

穴あけした後のフードは外からみるとこんな感じに仕上がりました。