⇒耐震補強工事とは・・・
<耐震補強施工例2 ≪内・外部補強≫>
◆大田区 M様邸 木造2階建て住宅
建物の1階・2階に渡って、耐震壁の追加、それにともなう基礎や梁の追加を行いました。
一部の部屋は、壁床天井を全て張り替えたり、和室より洋間へ造り替えて、耐震補強をきっかけに、気になる部分も改修をされました。
※画像をクリックすると拡大します。

【現地調査の様子】
最初に耐震診断をします。
屋根裏や床下、外観を調査します。
調査風景(天井裏です)

既存の図面と照らし合わせながらどんな仕様の耐力壁がどこに入っているか確認しています。
せっかく筋交いがあるのに、筋交いの脇に本来あるハズの柱がありません。

【コンピュータ診断の様子】
こうして現地調査をして、コンピューターにデータ入力、詳細な耐震診断と補強計画を作成します。
現地調査が終わったら、国土交通大臣認定の専用ソフトにデータを入力します。
右は入力中の画面です。
この検討の結果、このままでは耐震性が不足していることが判明しましたので、補強の計画をたてて、耐震リフォームを実施することになりました。

【リフォーム中の様子】
まず、耐力壁がほとんど入っていなかった南側に基礎を作っています。
不同沈下の恐れがあったため、べた基礎にしています。

そこに新たに梁・柱を入れて、筋交い(X型に入っている部材)を入れています。
この筋交いが木造住宅の耐震には重要な働きをします。

2階の壁にも筋交いを入れ、耐震壁にしていきます。
全て計算書に則って施工していきます。

どうしても筋交いが入れられない場所には、外部に耐震コラムを建てました。
上部が軒天の中で梁と緊結されています。

この鉄骨は2mも地面に刺さっています。
穴は人力で掘りました。
これからコンクリートを打設します。

鉄骨に塗装をして耐震コラム完成!
いろいろ補強をしまして、こちらのM様邸は無事に現在の耐震基準をクリアすることができました。

【リフォーム後の様子】
壁・床・天井を貼り直した居間。
きれいにリフォームを仕上げて引き渡しとなりました。
住所:東京都大田区上池台3−18−1
TEL:03−3729−8181 ※「城南ビルダーネットを見た」とお電話下さい。
HP:http://www.danran-home.com/
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